今が植え時!省エネにもなる緑のカーテンのご紹介
緑のカーテンとは?
「ゴーヤ」や「アサガオ」などのツル性の植物を、窓の外や壁面に張ったネットなどに這わせて、カーテンのように覆ったものを「緑のカーテン」といいます。ここ数年は全国各地の庁舎や消防署などの建物でも積極的に取り組みが進んでいます。
緑のカーテンの効果
●日差しをさえぎってお部屋を涼しくしてくれます。たくさん茂った葉が、窓から入る直射日光をさえぎるので、室内温度の上昇を抑えます。さらに、建物の壁などに熱を蓄積させないので、ヒートアイランド現象の緩和にも役立ちます。
●植物が根から吸った水分を葉から蒸発させ、周りの熱を奪います。さらにその水蒸気を含んでいる「涼風」を室内に取り込めば、エアコンなど冷房機器の使用を抑えることができて、省エネになります。
最適な植物
アサガオ、ゴーヤ、きゅうり、ヘチマ、ミニカボチャ、パッションフルーツなど
用意するもの
プランター、培養土、鉢底石、園芸ネット、園芸支柱、好みのタネや苗
育て方
①プランターや鉢をネットに合わせて設置する。
②鉢底石、培養土を入れて好みのタネ、または苗を植える。
※タネは気温の変化などで発芽しにくいこともあるので、ポットで育ててから苗として植え付けるのがおすすめです。
③土表面が乾いたら水やりを。水のやりすぎは植物を枯らす要因のひとつなので注意を!
④茎が伸びてきたら、はわせたい方向にネットに絡ませる。
⑤キレイなカーテンに仕上げるために、茎の先端を摘む(摘芯作業)。水やりや虫対策、病気対策を忘れずに行い、植物が開花、結実した後も追肥を行いましょう。
※植物によって摘芯が不要なものがあるのでよく確認してください。
緑のカーテンの作り方は、コツをつかめば初心者でも取り組みやすいです。省エネ効果だけでなく、緑を育てる楽しみもあるなんて一石二鳥ではないでしょうか。是非チャレンジしてみませんか(^^)
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